Like a monotone.

Only those who do nothing at all wake no mistake but that would be a mistake.

テラスハウスは実在するよ、って話。

夏前頃に友だちに誘われてから、定期的にランニングサークル(以下:ゆるラン)に参加しています。

とはいっても、週に1度5キロ程度を40分くらいかけて走ってるので、実は大して苦ではない。どんなくらいかと言えば、40分間くっちゃべりながら走れるレベル。でもワタシひとりだったら絶対走らない。もうそれは絶対。

そんな今日だって小雨が降ったり止んだりしている空を眺めながらを「中止にならないかなー」なんて思っていたりする(笑)
なので、このゆるランはワタシにとって稀有な存在なわけです。

で、ゆるランは都内某所にあるシェアハウスを更衣室代りにしてるのだけど、そのシェアハウスの住人が外資系とか大手からネッベンチャー転職系とかフリーランスがっぽり稼いでます系とかばっかりの20代後半から30代中盤が中心で一定のクオリティ保ってます的な感じなのです。(※)

このゆるランに参加した最初の2回くらいまでは、ただ走って爽やかに解散していたのに、最近はシェアハウス内のラウンジでビールやら出される軽食を楽しむのが慣習になり、更衣室としてお借りする部屋以外に、ラウンジ(飲食共有スペース)にまでお邪魔をするようになったのです。
ゆるランが、飲み食いしてもチャラにしましょっていうプラマイゼロラン、ひいてはビールを美味しく飲むためラン、みたいな本末転倒な感じになりつつあります。走ったしいいよね、いや、走るから飲んでもいいよね、みたいな?
そんなわけで、ゆるランはビールを飲むための手段にとって代わってしまった感じだなんだけれど、言いたいのは、このラウンジで目撃することとなった住人たちがリアルテラスハウス(以下:テラハ)状態だっていうこと。
 
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本家より人数は多めの40人がお誕生日パーティーしたり、流しそうめん大会とか花火大会とかイベント盛りだくさん!まさにリア充スペース。
女性限定のシェアハウスとか価格がお休めのシェアハウスとかは見聞きしたけど、この高級感溢れるリア充集合体はお初!
テーブルもスツールも(ここは椅子ではなくスツールですっ)オシャレだし、ハンモックとかかかっちゃってるし、映画鑑賞とかもできちゃうし。
んで、ゆるランメンバーに聞いてみたら思ったとおり恋仲になったり、なかには結婚決まった人なんかもいて、完全リアルテラハなわけですよ。
いや、結婚決まっちゃう展開的には、テラハよりあいのりだけどね。
 
本当にこういうところってあるんだなぁって。こういう現実を参考にテラハは作られたんだろうなぁ。いやはや知らない世界はあるものです。
本家のテラハはこの9月で番組終了しちゃうみたいだけど、リアルテラハはまだまだ歴史を刻み続ける模様です。

そんななかワタシは、汗臭さをなんとか爽快シートを駆使して消し去ってる程度(体育の授業後みたいな感じね)なので、リアルテラハをよそに、ビールを飲んで枝豆つまんで帰るわけだけど、そこで提供されるドリンクやら食べものは毎回テラハのゆるランメンバーの奢りなのです。オール奢り。
なんか行きづらくなるよ...お金とってくれよ...とか思うけど、なんか言い出しにくい空気でモジモジしています。
リア充たちはこういうの普通なのか?そうなのか?って毎回自問自答なのです。リア充の空気を読むのも大変です。
 
そんなこんなで知らない世界を覗きつつ、今夜も大都会を走るのであります。

※後日、実は会社の同僚が住んでいることが判明して、そんなにたいしたクオリティチェックじゃないんだなと思ってしまった次第...。