いらないものを集めると逆に宝物になるっていう話。
渋谷パルコで2/3(つまり今日)まで開催していた、国宝みうらじゅんいやげ物展に行ってきました。
国宝みうらじゅん いやげ物展 in TOKYO | PARCO MUSEUM | パルコアート.com国宝みうらじゅん いやげ物展 in TOKYO | PARCO MUSEUM | パルコアート.com
はい、はいっていきなりこれ!
Monotone Photoに懲りだしたと宣言したばかりですが、ここはさすがに大のオトナなので、意味合いに気遣ってカラーで納めました。
当たり前と言えば当たり前なのですが、この個展は写真撮影オールOK。みんなクスクス時にはケラケラ笑いながらスマホで写真を撮っていました。それは幸せな画でしたよ。
さて「いやげ物」ってそもそも?ということで、概念をきちんと理解しましょう。
土産物とは、そもそも買った者も貰った者も大喜びする前提で作られるべきものなのですが、どうもイマイチ。
いや、それどころか“一体、誰が買うんだろう?”と、店先で疑問を投げかけてくる物があります。
それがすなわち『いやげ物』であって、私は何十年にも渡り日本各地を回って集めてきました。
今ではそれらも絶滅危惧種。民俗学的には貴重なものとなりました。
だそうです。まぁつまり自分では決して買わないし、もらってもまったく嬉しくないお土産品のことです。たしかに「なにこれ?」ってお土産多いですよね。
わたしが個人的に展示してある「いやげ物」のなかで「これこれ!」経験ありだったのは、ハワイとかのお土産で一度はもらう、ヌードになるボールペンでしたwww
写真では切れちゃってるけど、ちゃんと足元の曲げ具合まで真似してます。この如来像の頭の青い感じがとても気に入っているので、こちらもカラーで納めました。
お初ないやげ物では「カスハガ」と「甘える坊主」が好みでした♥
いわゆるガラクタを好きに集めて個展を開けるなんて、コレクター冥利に尽きるってものでしょうか。何事もまずやりきることが大事なのだなー、とても不思議なふわっとあたたかい感覚になりました。
この感覚ってもしかして、わたしのサブカル世界へのデビューの証なのかしら?
東京開催は終わってしまったそうなので、地方に足を運べるなら是非!な体験でした。