Like a monotone.

Only those who do nothing at all wake no mistake but that would be a mistake.

「はみだす力」を読んで、重要なことに気づいた話。

決して手を出すまいと思っているのが、
この手の女子自己啓発本

一方で、
林真理子氏の著書「野心のすすめ」が大好物。

なので、
MIT助教のスプツニ子!さんの
著書は間違いなく絶対面白い!
と、ずっと気になっていました。

iPad miniを持つようになってからは
紙媒体は買わないようにしているので、
お久しぶりのcarry around 紙媒体でした。

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薔薇の花びらが散る表紙。
あ、これはカバーを外した状態です、
ワタシはすぐにカバーを外しちゃう派。

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ハーフが原因でいじめられた
彼女のエピソードを読みながら、
小学校のあることを思い出した。

それは、ハーフほんの数名いて、
その事実がだいぶ大人になるまで
公開されなかったということ。

彼らはいずれもアジア人の両親かハーフで、
見かけは日本人に見えたし、
日本語も母国語として流暢に話してた。

だから"同じ人"として認識されていたし、
その事実が分かったあとに、
いじめは起きなかった。

でももし西洋や南米のハーフだったら、
日本語とまぜこぜに第二言語を話したら、
どうだったんだろう。

ワタシの母校は、試験・面接1回、抽選2回の
ハードルを設けている学校なので、
日本語と第二言語が入り混じってしまう場合は、
この面接やペーパーテストの時点できっと落とされる。

書類選考はないので、
外見上ハーフと分かる児童は、
面接やペーパーの試験で
落ちていたのかも。

または、お受験塾で、
「ハーフや国籍外は入れない(または向かない)ので、インターナショナルスクールがいい。」

といったような情報操作(または事実)が
なされていたのかもしれない。

小中高大どの過程でも同じだけど、
受験をするということは、
ある意味で作為的に選ばれた人で構成された
集団内での人間関係や世界を正として認識してしまう。

それは大学生や社会人になれば、
コミュニティの特徴やメリット・デメリットを
認識した上で、多くの日本人は自ら選択することができるけれど、小学校のような教育課程における選択は、自らでは到底不可能。

その環境が大事だからお受験をするんだけど、
それって危険も含んでる。

日本のように移民を受け入れていない国では特に、
肌や目の色などに違いがない、「みんな同じ」が正となりうるわけで。

いじめ、ダメぜったい。

なんてフレーズじゃ、到底カバーできない。

島国日本という特徴や、
大人が作った囲いがあるということを
大人がきちんと理解しなくちゃ。

このこととは別に気づいた重要こと。

ワタシには昔から、
他の人からは感じるのに
ワタシにはない(もしくは圧倒的に足りない)
何かがあって。

それが地頭の良さなのか、
自信なのか、
勇気なのか、
努力なのか、

結構考えていたのだけど。

それが、
意地とか反骨精神だと分かったのは
眼から鱗だった。

実はもう一冊、
このタイミングだからと思って
読んだ本があるのだけれど、
そこでもパワーの源は反骨精神。

それが絶対必要ってわけじゃないけど、
いじとかは反骨精神から生まれるパワーって
伊達じゃない。

芸能界とかがそうだという。
家庭環境に恵まれなかったとか、
普通に溶け込めなかったとか。
そういうパワーが弱肉強食の世界を
生き抜いているらしい。

ワタシは淡白で、
かなりのことに固執しない。
それがある場面では良さだけど、
もちろん表裏一体。

このことにちゃんと気づけたのは大きい。

でもこんなに淡白な人も
なかなかいないみたいなので、
この淡白さをうまく活用しなくては。

そう、もったいないよね!